ジーン・シモンズ「デビルズ・ホーン商標登録申請、後悔してない」
キッスのジーン・シモンズは6月、ロック・シーンに広く浸透するハンド・サイン 、デビルズ・ホーンを商標登録しようとして物議をかもしたが、ミュージシャンや音楽ファンから非難されたこの行為を後悔していないそうだ。
来週、ソロ公演を開くカナダ・オンタリオ州ウィンザーの地元紙『Windsor Star』のインタビューで、「反感を買ったが、後悔しているか?」と問われたシモンズは、こう答えた。
「俺はなにも後悔しない。毎朝起き、自分の良識に従うまでだ。俺がマネーバッグのロゴを所有(商標登録)しているのは知ってたか? 金が入った袋に$のマークがついてるやつだ。俺はあらゆる種類のものを所有している。“motion pictures”も商標登録してる。それを愚かだと思う奴は……、俺がしてきた中で最も愚かなことは、君のママより濃いメイキャップをし、高いヒールを履いてるってとこだ。人々は“君にそれはできない”とか言うが、実際のところ、俺にはできるんだよ。俺は俺のやりたいことなんでもできる」
しかし、シモンズはデビルズ・ホーンの商標登録出願から2週間足らずでそれを取り下げた。批判の声も大きかったが、昔からあるジェスチャーで一般に広く普及していることから、どのみち登録は認められないのではないかと目されていた。