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Information 10 ALBUMS THAT CHANGED MY LIFE:エリック・シンガー



KISSのドラマー、エリック・シンガーが影響を受けたものは、60年代と70年代の多くの子供たちと同じように、数多く、多岐にわたります。
ここでは、彼が選んだ10枚のアルバムを紹介しよう。



KISSのメンバーとして、エリック・シンガーはニューヨークの定番バンドが繰り広げる大騒ぎのバックビートとなる雷を提供しています。
しかし、一皮むけば、60年代、70年代の多くの子供たちのように、シンガーが影響を受けたものは数多く、多岐にわたります。
 

「まず、KISSのアルバムから紹介します」とシンガーは言う。
「KISSを知ったのは、ちょうど彼らのファーストアルバムが発売された時でした。
アルバムが出る前に、ニューヨークのロック雑誌『Rock Scene Magazine』で彼らの写真を見たんだけど、新聞紙刷りだったんだ。
表紙は光沢があったけど、ページは白黒の新聞紙だった。
彼らはニューヨーク周辺の若いバンドを取材していて、その時に初めてKISSを見たんだ。
KISSの小さな写真を見たのを覚えていて、ポール・スタンレーがその写真を雑誌に送って印刷させたと教えてくれた。
確認はできないが、言ってみれば彼らの最初のプリントプレスクリッピングだと思う。
 

"それで、すぐに彼らにハマったんだ。僕はイギリスのグラム系にハマっていて、KISSにはその一部があったから、すぐに恋に落ちたんだ。"とシンガーは続ける。
「KISSの最初のツアーで、Rory GallagherのオープニングでClevelandに来た時に見たから、KISSには早くから注目していたんだ。とはいえ、『Alive』までの最初の3枚の中で一番好きなレコードは、『Alive』です!でも、この3枚の中で絶対に好きなのは『Dressed to Kill』だ。
要領のいい雰囲気と、あの曲の背後にある精神が好きなんだ。
確かにKISSにはヘヴィネスがあったが、60年代のロックンロールも彼らの音楽に影響を及ぼしていたんだ。
彼はボーナムやイアン・ペイス、ビル・ウォードのような演奏ではなく、ピーターは50年代や60年代の初期ロックのドラマーのような演奏をしていたんだ。
 

マイルス・デイヴィスのクールなジャズ、レッド・ツェッペリンの爆発的な不協和音、ピンク・フロイドの間延びしたプログレなど、シンガーの表現力を形成するのに重要な役割を果たしたのは間違いない。
しかし、「これほど多様なパレットを持つアーティストが、どうやって自分にとって最も重要なアルバムを選ぶのだろう」と思うかもしれない。
もちろん、シンガーにはその方法がある。


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