トミー・セイヤー, KISSとしての初登場一日目 !
By Martin Kielty / ultimateclassicrock.com
Photo by Martin Philbey, Getty Images
On March 6, 2002 - KISSはこの日, ジャマイカでマスクを被った新たなスペースマンと共にプライベートショーを行いました。バンドのギタリストとしては正式に初出演となったトミー・セイヤーであるが, 賛否両論にもかかわらず, 彼はもうすでに6年もKISSに携わっていた。
オリジナルのギタリストであったエース・フレーリーの脱退の時が迫っていた。ジーン・シモンズとポール・スタンレーはスペースマンのアルコール依存にうんざりしていたそうだ。セイヤーはもしもフレーリーがしくじりでもしたら彼を蹴落とすつもりでいた。2002年2月にソルトレイクシティで開催された冬季オリンピックにて行こなわれていたKISSのパフォーマンスに彼は招待されていなかったにもかかわらず準備万端で立ち尽くしていたという。
1960年生まれで Black 'n Blue のメンバーとして活動していたセイヤーは80年代に4枚目のスタジオアルバムをリリースし, いくつかの悪行を成し遂げてきた。
その中で収録されたラスト2曲分の制作をシモンズに依頼するため彼をバンドに招待した。KISSとの接点はこのようにできあがったのだ。
1989年生まれのシモンズは共同で作詞できる逸材としてセイヤーを招待し, 結果的にアルバム『Hot in the Shade』に収録された「Betrayed」や「The Street Giveth」「Street Taketh Away」などの曲々が生みだされた。5年の歳月をかけ, ギタリストはKISSTORYのブックプロジェクトに任命され, これがバンドで更なる活躍へと導かせるのであった。