リッチー・スカーレット、ピーター・クリスの復帰作となったコラボを語る
しばらく音楽シーンから離れていた元キッスのピーター・クリス(Ds)と制作した新曲を先週リリースしたギタリストのリッチー・スカーレットが、曲の制作過程やクリスの演奏について語った。
曲は2人のニックネームにちなみ「The Catman & The Emperor」と名付けられ、スカーレット同様、Frehley’s Cometに在籍していたベーシストのJohn Reganも参加した。
SiriusXMの『Trunk Nation With Eddie Trunk』に出演したスカーレットは、「俺は長い、長い、長い間、ピーターとは親しくしてきた。俺らはずっと、何かレコーディングしようって話してきたんだ。やっとそれが実現した」と話した。
「ピーター・クリスがこの曲に参加してくれたのは本当に光栄で嬉しい。俺ら2人のことを歌った曲なんだ。“100,000 Years”とか“Beth”とかキッス関連ワードも入れた。(フレーリーの)“2 Young 2 Die”にもちょっと触れてる。ピーターと俺はどちらもイタリア人とアイルランド人のハーフだ。それに、2人ともニューヨーク・シティで育った。俺はブロンクス出身、彼はブルックリンだ。曲のブリッジのとこでそれに言及してる。ピーターはもともと別の曲でプレイするはずだったんだが、ギターを手にしたら突然、この曲のアイディアが浮かんだんだ。すぐに出来たんだよ」
「みんな、ピーターがドラムをプレイするのを長いこと聴いていなかったはずだ。この曲での彼の演奏は激しいの一言だ。彼は全くためらうことなかった。彼のファンはそこを喜んでくれるはずだ。彼がこんなにヘヴィにプレイするのを聴くのは久しぶりだろうから。彼はまだ現役だってこと、ファンに知って欲しい。彼はどこにも行かないよ」
ピーター・クリスは2017年6月の公演を最後に、ライヴからの引退を宣言。その後、ジーン・シモンズのイベントにゲスト出演したが、プレイすることはなかった。