スティーヴ・ヴァイ「キッスのいない世界なんて…」
スティーヴ・ヴァイが現行のキッスの北米ツアーを観に行き、キッスとサポート・アクトであるデイヴィッド・リー・ロスのパフォーマンスを称賛した。
ヴァイは3月4日に開催されたロサンゼルス公演を観に訪れたようだ。Twitterにこんなメッセージを投稿した。「昨晩、ステイプルズ・センターでのキッスとデイヴィッド・リー・ロスの公演を観に行くことにした。そうして本当に良かった。ピア(奥さん)と僕は懐かしさで胸がいっぱいになった。初めてキッスを観たのは、多分、14歳のとき、ロングアイルランドのCalderone Concert Hallでだった。1975年、キッスが『Alive』を出したときだ。まるで、ロックンロール・シアトリカル・エンターテインメントの神が僕らの想像の世界から具象化したようなバンドだった。僕らみんな、度肝を抜かれた」
「ある特定のアーティストが誕生していなかったら、どんな人生になってたんだろうって想像するのは興味深い。クイーンやジミ・ヘンドリックス、レッド・ツェッペリンなんかがいない世界を想像してみて。僕は彼らに夢中だった。でも、キッス!!! 彼らはロックの神殿の中に特別な場所がある。彼らがいなかったら、僕の人生がいまのようにカラフルじゃなかったのは確かだ。そして、彼らのパフォーマンスは壮大だった。度を越え、僕が観た中で最もセンセーショナルなロック・コンサートだった。長い年月が経つも、彼らはいまでも本物だ」
そして、デイヴィッド・リー・ロスのパフォーマンスについて、「名曲だらけのパワフルなセットだった。バンドは格別にタイトで、デイヴは見かけも声も素晴らしかった」と、称えた。
デイヴィッド・リー・ロスをサポート・アクトに迎えたキッスの<End Of The Road>北米ツアーは2月1日に始まり、3月15日まで続く。