キッス、彼らを演じる俳優たちをオープニング・アクトに
キッスが初めてレコード契約を交わしたカサブランカ・レコードの創立者ニール・ボガートのバイオグラフィ映画『Spinning Gold』の撮影が、間もなく開始される。
映画の中では当然、キッス関連のストーリーも語られ、スティーヴン・ストレイト(ドラマ『リベンジ』『エクスパンス ‐巨獣めざめる-』)がジーン・シモンズを、X・アンバサダーズのヴォーカリスト、サム・ハリスがポール・スタンレーを演じるそうだ。
『Deadline』によると、シモンズとスタンレーは、彼らをこの先のキッスの公演にオープニング・アクトとして招待したという。映画『アリー/ スター誕生』で、レディー・ガガとブラッドリー・クーパーが実際のフェスティバルに出演し撮影したのと同じように、キッスの公演で出演者によるパフォーマンスが撮影できるよう考慮したそうだ。現時点で、どの公演になるかは明かされていない。
キッスは1973年にボガートと契約を交わし、彼が亡くなる1982年までカサブランカ・レコードに在籍した。レーベルにはこのほか、ドナ・サマー、シェール、ヴィレッジ・ピープルらが在籍していたことがあり、音楽がふんだんに使われる中、ボガートの人生が描かれる。
ボガートの息子ティモシー・スコット・ボガートが監督し、ジェレミー・ジョーダンがニール・ボガート、サミュエル・L・ジャクソンがジョージ・クリントン、ジェイソン・デルーロがロナルド・アイズレー(アイズレー・ブラザーズ)、D・L・ヒューリーがブーツィー・コリンズを演じるという。