P・スタンレー「ロックンロール・オールナイトはパーティー・ソングではなく人生のお祝い」
キッスのポール・スタンレーが、彼らの代表作の1つでアンセム「Rock And Roll All Nite」のインスピレーションについて語った。
歌詞に“パーティー”という言葉が入っているため、ハイなどんちゃん騒ぎを想像しがちだが、スタンレーがこれを作ったとき考えていたのは人生を祝うことだったという。彼は米ラジオ局77 WABC Radioのインタビューで、こう話した。「俺はワイン一杯を好む。アルコールはときどき嗜むが、この曲のアイディアは……、俺がこの歌詞を書いてた時、うぶだったのかどうか、祝うってことを考えてたんだ。ハイになるとか前後不覚になるとか、そういうんじゃない。“俺は一晩中ロックンロールしてたい。毎日がパーティーだ。最高の時間を過ごしたい。人生を満喫したい”ってことだよ。それがいつだって、俺とキッス両方の観点だ。人生を祝い、人生を満喫するっていうのがね。俺が知る限り、俺らにはセカンド・チャンスはないんだから。一回きりのチャンスだ。だから、人生を最大限に楽しまないとな」
キッスは、1月にスタートした彼ら最後のツアー<End Of The Road>の第一弾、北米ツアーを先週(5月3日)終了し、今月終わりからヨーロッパでツアーを開催する。「Rock And Roll All Nite」はショウの最後を飾っている。