キッスのG・シモンズ「新ツアーで元メンバーがゲスト出演してもメイキャップはなし」
2019年、現ラインナップで最後になるかもしれないと懸念されるツアーを開始する予定だが、もしそこに元メンバーがゲスト出演しても、ジーン・シモンズは彼らにトレードマークのメイキャップはして欲しくないそうだ。
シモンズは、『Imperiumi』のインタビューで、これが最後のツアーになるのかは「わからない」が、元メンバーの参加は検討していると話した。
「そのことについて、俺ら話してるよ。でも、(まだ)何も決まっていない。問題は、もしスペシャル・ゲストがあるとしても、彼らはメイキャップなしで出るべきだ。
メイキャップはだめだ。20年もバンドにいなかったんだから。それはあり得ない」
シモンズは、キャリア50周年を記念しリリースしたボックス・セット『ジーン・シモンズ:ザ・ヴォールト・エクスペリエンス(GENE SIMMONS: THE VAULT EXPERIENCE)』を購入者に手渡すため開催したイベントで、元バンド・メイトたちと共演している。それについて、シモンズは「みんな、すごくスイートだった」と、話し、「ヴィニー・ヴィンセントは元気だった。予想と違い、ノー・プロブレムだった。エースは(イベントを)気に入り、3回も来た。ピートも良かった。短い時間だったけど姿を見せ、ファンに彼らをどれだけ愛しているか伝え、帰った。彼はもう引退したんだと思うよ。公の場に出たがらない。サインはするだろうけど、それだけだ」と述べた。
キッスは今年初め、「The End Of The Road」という標語の商標登録を申請していたことが公になり、ラスト・ツアーを計画しているのではないかと懸念された。これがタイトルに使用されるかどうか、まだわからないが、スタンレーは、4月に米CNBCのニュース番組に出演した際、2019年1月終わりから「どでかいキッスのツアー」を計画していると明かし、「これは、俺らが今までやってきた中で最大のツアー、最大の公演になる」と話していた。